オイル分析とは
オイル分析で、故障の予兆を数値で「見える化」します
使用中のオイルを採取し、ISO 4406による清浄度(汚染度)をはじめ、水分量や酸化劣化状態を専門機関で分析します。見た目では分からないオイルの変化を数値でとらえることで、故障につながる予兆を早い段階で把握でき、オイル交換や対策のタイミングも数値で判断できます。
オイルクリーナを導入した設備では、次のような改善を数値で確認しています。
- 清浄度(ISO 4406)
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- 濾過前
- 24/22/19
- 濾過後
- 14/11/9
- 水分量
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- 濾過前
- 0.1%以上
- 濾過後
- 0.02%
油圧機器トラブルの80%以上は、オイルの中に原因があります
油圧機器のトラブルの80%以上は、固形夾雑物・水分・酸化劣化物など、オイルの汚染や劣化に起因します。いずれも使用するうちに少しずつ蓄積し、機器の摩耗や焼付、動作不良を引き起こします。
- 潤滑油(作動油)の汚染・劣化と故障の関係
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分析の流れ
簡易分析と詳細分析
オイル分析には、簡易分析と、必要な場合に行う詳細分析の2種類があります。詳細分析は、健康診断でいえば精密検査にあたり、目視だけでは分からない原因まで、数値で踏み込んで調べます。
簡易分析健康診断の「検査」
| 実施 | オイル分析をご検討のお客様 |
|---|---|
| 担当 | トリプルアール |
| 内容 | 営業が現場で目視により確認。油量、オイルの色・臭い、エレメントの状態・変色、設備の稼働音・振動などから、オイルと設備の状態を把握します。 |
必要な場合のみ、詳細分析へ
詳細分析健康診断の「精密検査」
| 費用 | 有料(分析料金表による) |
|---|---|
| 実施 | 必要な場合に、お客様のご要望に合わせて |
| 担当 | 東京オイルアナリスト |
| 内容 | 性状・異物・清浄度の3分野から、目的に合う項目を選んで詳細に分析。報告書でお届けします。 |
分析で分かること
- 性状分析:オイルの劣化の度合いが分かる
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JIS・ASTMなどの規格試験法に基づき、新油の値と比べて劣化の度合いを判定します。
オイル交換の時期を決める目安になります。主な分析項目を見る
- 動粘度
- 酸価・塩基価(中和価試験)
- 色相(ASTMカラー比色法)
- 水分(カールフィッシャー法)
- 密度
- 不溶解分(ペンタン・トルエン)
- 異物分析:トラブルの原因が分かる
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混入した異物が、オイルそのものから出たものか、機器の摩耗によるものか、外から入ったものかを判定します。どこで何が起きているかが分かり、根本的な対策につながります。
主な分析項目を見る
- 蛍光X線分析:EDX
- 赤外分光分析:FT-IR
- 発光分光分析:SOAP RDE
- 粒度分布測定
- 清浄度分析・故障予知:汚れの程度と故障の予兆が分かる
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ISO 4406に基づいて汚れの程度を数値化し、顕微鏡写真で目に見える形にします。汚れの増え方から、故障につながる予兆をとらえます。
主な分析項目を見る
- 自動粒子カウンター:ISO 4406
- 質量汚染度・顕微鏡写真
- MPC
- 発光分光分析:SOAP RDE
- 鉄粉濃度
※お客様の困りごとに合わせて、必要な分析項目をご提案します。
詳細分析の工程
詳細分析は、グループの分析専門会社が行います
東京オイルアナリスト株式会社
1983年設立のオイル分析専門会社。ISO 4406・金属元素定量分析・質量汚染度などの詳細分析を提供し、油のトラブル原因を根本から特定します。
分析センター:栃木県栃木市大平町西水代2531-1

- 2通りの依頼方法
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FAXオイル分析データ票に記入して送信
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メール送信フォーム、またはデータ票を添付
※分析のご相談は、Zoomでも承ります(メール・公式LINEで予約)。
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オイルクリーナ導入後の定期分析
導入後も、定期的な分析で状態を見守ります
導入後のサポート「TOMS(トリプルアール・オイル・メンテナンス・システム)」では、訪問・目視確認に加えて詳細オイル分析を行い、エレメントの交換時期を判断します。
- TOMSの定期分析で見ていること
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劣化の進み具合動粘度・酸価
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水分の混入水分量
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汚れと摩耗の兆候清浄度・金属成分
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交換したエレメントが、設備の状態を教えてくれます
エレメント全体の状態や表面形状、捕捉された汚染物の種類から、機器の損傷箇所や油の状態を予測することができます。オイル分析とあわせて、機器トラブルの未然防止に役立てます。
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固形夾雑物の捕捉 -
水分割れ -
酸化劣化物の捕捉
